枕を変えると睡眠の質は向上する?安眠枕の選び方!!

睡眠において、マットレスよりも枕のほうが重要だという研究もあるように、枕は睡眠にとって非常に大切なのです。

しかし、枕の種類は豊富なため、どうやって選べばよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、枕の正しい選び方について詳しく紹介します。ぜひ枕選びの参考にしてください。

合わない枕を使ってはいけない?

体に合わない枕を使い続けていると、さまざまな体調不良の原因となります。
最も多い症状は肩こりや首こりです。

枕の高さが合っていないと寝ている間、肩や首の筋肉が緊張した状態が続き、肩こりや首こりが起こります。

また、枕が高すぎる場合はあごを引いた姿勢になってしまい気道が圧迫されていびきの原因にもなりますし、血管が圧迫されることで、偏頭痛の原因となってしまう事もあるようです。

体調の変化がないにも関わらず頭痛が続いているという場合は、枕を変えると解消されるかもしれません。

理想的な枕とは?

人間の脊柱は、S字を描くようなカーブになっており、重い頭や体重を無理なく支えて体にかかる負担を最小限にするためには、脊柱がS字になる姿勢を保つ必要があります。

寝たときに体への負担が少ない姿勢を作るためには、脊柱に合うように寝具と首の間にできる空間を埋められる枕を使用することが重要です。

実際に自分の体にフィットする枕と出会える事ができれば、睡眠の質は間違いなく向上します。

毎日布団に入ってから眠れるまでに時間が掛かる方は、マットレスよりも手軽な枕を変えてみることをおすすめします。

理想的な枕の高さとは?

理想的な枕の高さは、人によって変わってきますが、高すぎても低すぎても問題はあります。
枕が高いと首の下に隙間ができてしまいます。

そうなると、顎が引けた状態になってしまい、首や方の筋肉に負担が掛かるので、肩こりや寝違いの原因となってしまうのです。

また、気道が塞がることにより、いびきや頭痛を引き起こしてしまいます。いびきや頭痛で悩まれている方は、枕の高さを少し低くしましょう。ただし、低すぎることにもデメリットはあります。

枕が低すぎると顎が上がり頭部が沈むので血液が頭部に上がってしまいます。
睡眠中、軽く逆立ちをしている状態になっているのです。

そうなると、脳への刺激が増え、眠りも浅くなるだけでなく、顔のむくみ、寝違えや肩こりなども誘発する原因になります。

枕の素材はどうしたら良い?

枕の素材は、羽毛、ポリエステル、綿、そば殻など意外といろんな種類の素材があります。

素材で迷われている場合は、羽毛とそば殻の枕がおすすめです。これらの素材は通気性がよく熱を逃してくれる機能に優れている事と、効率よく汗を吸収してくれるから快適な睡眠へと導いてくれる効果が期待できます。

どんな人間でも、寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。特に頭は熱を持ちやすいのと、髪の毛が邪魔をして通気性は最悪です。

なので、枕選びの際に素材にもこだわりたい場合、通気性の良い素材を選ぶことをおすすめします。

通気性の良い枕はカビも発生しにくいので、長期間使用する事ができます。

ただし、当たり前ですが、そばアレルギーの方はそば殻の枕はNGとなりますので、枕をプレゼントする際は注意しましょう。

理想の枕で快適な睡眠へ

快適な睡眠を作るためには、枕の高さ、枕の素材も大切ですが、正しい使い方も大切になります。枕を変える際は、今回ご紹介したお勧めの枕の選び方をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?